35歳独身男性会社員の割り切りの恋

一生懸命口説いて口説いてようやく口説き落としたキャバ嬢と初めてのデートをして、そのまま夜もお泊まり。
彼女は 「お客さんとこういう風な関係になるのは初めて」 と初心ぶりながら夜を迎えた。
そして僕が改めて、 「付き合おう」 と言うと、 「うーん。
付き合うのはちょっと。
割り切りでどう?」 という返事が。
デートして夜もお泊まりして大人の関係になった時点でほぼ付き合っているもんだと思っていたので油断をしていた。
「え、割り切り?」 「うん。
そのほうが何かと都合いいでしょ?ほら、あたしもお店で彼氏いるとかバレると集客に響くしさ」 「それは確かにそうかもしれないけど、僕は周りでそんなことは絶対に言わない。
だから割り切りとか言わないでちゃんと付き合おうよ」 僕は粘った。
この女を落とすためにいくらかけたと思う?昨年からの1年間で約300万円。
僕の年収の半分をかけている。
それがここまできて割り切りにしましょうって言われても納得ができない。
世の中の男たちは割り切りだなんてラッキーとか思うのかもしれないけど、僕は全くそうは思わない。
これだけの女を自分のものとしていることがステータスなんだから。
僕のそんな気持ちをよそに彼女は更に続けた。
「もし割り切りが無理だって言うなら、あたしもこれ以上は一緒にいれないな。
あたしのお仕事も応援してくれるって言ってたのはうそ!?」 なんだか話がすり替わっているような気がするが、別れるとか言われるのはもっと困る。
僕は仕方なく彼女の提案を飲むことにした。